昨日は節分だったわね。
うちは子供はいないけど、私はそういうイベントごとが好きだから
旦那とふたりで豆まきをして、そのあと恵方巻きを食べようとしたの。
そこでふと「そういえば私が子供の頃には、“恵方巻き”なんてなかったな」
と思って……そうしたら、恵方巻きの起源がどんどん気になってきてしまったの。
私、気になったらすぐ調べなきゃ気が済まない性格だから、調べてみたのよ。
そしたら、驚愕の事実が判明したわ。
まず、そもそもの恵方巻きの起源は、江戸時代の節分に、
遊郭にいる女性が「お客さんがたくさん来ますように」という願いを込めて
新香巻きを男の“あれ”に見立ててかぶりついていたものらしいわよ。
それを見た寿司屋が「海苔巻きを作って恵方に向かって食べる」
という風習を作った、とのことらしいわ。
要するに、恵方巻きは決して由緒正しい開運招福のイベントではなく、
どちらかというと“意図的に作られた商業イベント”ということになるわね。
しかも、それに「恵方巻き」という名前を付けて
伝統あるイベントみたいに仕立てあげたのは20世紀後半、
さらにあのセブンイレブンが始めたものらしいわよ。
ちょっとここまでくると笑っちゃうわよね。
もう私、それを知ったら、
「恵方に向かってかぶりつく」とかバカらしくなっちゃった。
でも食べ物に罪はないから、旦那とふたりで普通に食べたわ。
まあ、美味しかったわ。
世の中そんなもんよね。
皆さま、ごきげんよう。
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